引っ越し決行
- 2006年 1月24日
- 投稿者 : nobuyuki
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年末年始と、ついついメンテナンスをしていなく、徐々に不調になっていたメイン水槽。 少しずつ水換え、スポンジフィルターの掃除をしているのですが・・・・調子が出てきません。 レッドビーの数も2月ほどの間に、半減してしまった様な、最悪の状態にまでなってしまった。 ソイルを使わずに繁殖するために、水質を酸性に保ちたく、メンテナンスを極力おさえていた結果・・・・またもやってしまった・・・・ 復調が見られない様子で、すでに2週間・・・一度調子を崩した水槽は立ち直らないのか? 最悪ソイルに頼るしかないのか? かなりショックです。 何とか維持できてたのに、メイン濾過用の外部濾過槽の入り口のスポンジフィルターが、かなりメズマリしていた様で、水流は落ちていなかったのだけれど、止水部分が出来ていたようです。 多分これが引き金になったと思われますが、定かではありません。
何とかせねば!
レッドビーシュリンプを飼育する時、スポンジフィルターはバクテリアの繁殖も比較的早く、使い方次第で強力な濾過器になります。 そんなスポンジフィルターですが、メンテナンス方法を間違えてしまうとその威力は半減してしまいます。
そこで、私がいつもメンテナンスをする時の方法を紹介します。
飼育水をバケツ等に取り、その中で軽く揉むようにして洗います。 この時の水の量はその時の水質や水槽の状態によって”5リットル”であったり”10リットル”であったりします。
大切なのは洗い方で、決して水道水などでジャブジャブ洗わないことと、洗い水が透明になるほど洗わないことです。いろんな洗い方を試してきましたが、やはり飼育水で洗うのが一番です。
ここで、”洗う”という表現をしていますが、”もみほぐす”という表現のほうが適切だと思います。
以下に、私が実際に行っているスポンジフィルターのメンテナンスを紹介させていただきます。
1-1.スポンジフィルターメンテナンス前の水槽のPH
1-2.飼育水をバケツに取り、その水でスポンジをもみ洗いする。
1-3.このように、もみ洗いをします。
この時、スポンジが正常に機能していれば赤黒い水、赤茶色い汚れです。
そして、エアの出口(分散するところ)(すいません今回写真撮るの忘れました・・・)のつまりをしっかり洗い、スポンジをしぼり、そのまま元通りにセットします。
起動直後、汚れが出ますが、気にしないでそのままで良いです。すぐに水が澄んできます。
ここがスポンジメンテナンスの最重要ポイントだと思っています。 今まで洗いすぎたり、水道水で洗ったり・・・毎回新しいスポンジをセットするような事を繰り返していましたので、うまく立ち上がりませんでしたが、この方法でメンテナンスをするようになってからは、うまく行くようになりました。
1-4.スポンジメンテナンス中の水槽の様子。
スポンジフィルターを外す時に舞い上がった物を探して食べたりしています。 後は驚いた様子も無く普通にしています。
1-5.減った分だけ水を足して、メンテナンス完了。 メンテナンス直後のPH。
私の(メイン水槽)飼育環境の場合PHは、メンテナンス直後より、もう少し上昇します。次の日がピークになり、今回はPH6.4位になりました。そのまた翌日にはもう少し落ち着いてPH6.3前後(昼間)になりました。 足し水にマーフィードフィルターを通した水道水を使用しているので、そこに含まれるCO2の影響が大きいと思われます。
では、そんなすごい働きをしてくれるバクテリアは、いったいどこにいるの? その辺に・・・・ どこにでもいます。(居るらしいです)空気中にも居るのか風に乗ってやってくるのか、実際目で見ることが出来ないのでわかりませんが、確実に居ると思います。 ただどれくらいの密度であるかなどは分かりませんが、インフルエンザウィルスや、カビ、病原菌などが空気感染するのと同じように、条件が整った場所に自然に繁殖します。 ですから、私の水槽と、あなたの水槽、この水槽とあの水槽、少しずつ条件が違うはずですから、当然繁殖するスピード、密度、繁殖しているバクテリアの種類も少しずつ違うということがいえると思います。