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スポンジフィルターのメンテナンス方法

レッドビーシュリンプを飼育する時、スポンジフィルターはバクテリアの繁殖も比較的早く、使い方次第で強力な濾過器になります。 そんなスポンジフィルターですが、メンテナンス方法を間違えてしまうとその威力は半減してしまいます。
そこで、私がいつもメンテナンスをする時の方法を紹介します。

飼育水をバケツ等に取り、その中で軽く揉むようにして洗います。 この時の水の量はその時の水質や水槽の状態によって”5リットル”であったり”10リットル”であったりします。

大切なのは洗い方で、決して水道水などでジャブジャブ洗わないことと、洗い水が透明になるほど洗わないことです。いろんな洗い方を試してきましたが、やはり飼育水で洗うのが一番です。
ここで、”洗う”という表現をしていますが、”もみほぐす”という表現のほうが適切だと思います。
以下に、私が実際に行っているスポンジフィルターのメンテナンスを紹介させていただきます。


メンテナンス前のPH
1-1.スポンジフィルターメンテナンス前の水槽のPH
飼育水で洗う
1-2.飼育水をバケツに取り、その水でスポンジをもみ洗いする。
スポンジメンテナンス
1-3.このように、もみ洗いをします。
この時、スポンジが正常に機能していれば赤黒い水、赤茶色い汚れです。
そして、エアの出口(分散するところ)(すいません今回写真撮るの忘れました・・・)のつまりをしっかり洗い、スポンジをしぼり、そのまま元通りにセットします。
起動直後、汚れが出ますが、気にしないでそのままで良いです。すぐに水が澄んできます。
ここがスポンジメンテナンスの最重要ポイントだと思っています。 今まで洗いすぎたり、水道水で洗ったり・・・毎回新しいスポンジをセットするような事を繰り返していましたので、うまく立ち上がりませんでしたが、この方法でメンテナンスをするようになってからは、うまく行くようになりました。
メンテナンス中の水槽
1-4.スポンジメンテナンス中の水槽の様子。
スポンジフィルターを外す時に舞い上がった物を探して食べたりしています。 後は驚いた様子も無く普通にしています。
メンテナンス直後のPH
1-5.減った分だけ水を足して、メンテナンス完了。 メンテナンス直後のPH。
私の(メイン水槽)飼育環境の場合PHは、メンテナンス直後より、もう少し上昇します。次の日がピークになり、今回はPH6.4位になりました。そのまた翌日にはもう少し落ち着いてPH6.3前後(昼間)になりました。 足し水にマーフィードフィルターを通した水道水を使用しているので、そこに含まれるCO2の影響が大きいと思われます。